明治・大正・昭和軍隊マニュアル書名: 明治・大正・昭和軍隊マニュアル- 人はなぜ戦場へ行ったのか著者名:一ノ瀬俊也著 出版社: 光文社新書157、2004.7.20発行、\735 一番気になった文章: 「世界大戦以来は、平和を望む声が一層強くなり、各国の間に平和条約というものさえ結ばれておるのである。併しながら平和は決して条約によって保障さるるものではなく、結局は国防を充実し、国力を増進して、軍備を整えるより外に途はないのである......軍備を整えることと、平和を持ち来すこととは、相反するようであるが、軍備を整えておる所で、初めて戦争は戦争自体を回避し、平和が持ち来されるのである。故に諸君が軍務に服しておるということは、言葉を換えて言えば世界の平和を促進する運動に参加しておるのであって、そこに、深い、深い意義があるのである。」 これね、まるで最近の言葉でしょ。 でもね この冒頭の大戦ってのは、第一次世界大戦なのよね。 日本国防協会編「陸軍模範兵講習録」っていう、計4回通信販売のサブテキストみたいなのの第四編(1934年)に、陸軍大将盛岡守成が「卒業生諸君に餞す」で書いているのね。 こういう発言があって、その後、第二次世界大戦に突入したのよね。 現在の状況と似ているでしょ。 歴史は 繰り返す? いやですねぇ!!! ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|